沈黙の艦隊は漫画が原作で映画とドラマで実写版が放送され話題となりました。
人気も話題もあったため実写・沈黙の艦隊はシーズン2も決定した作品です。
話題になる中で、原作の漫画を知っている人や知らない人も漫画とドラマの違いについて話しています。
視聴者の感想を見ていると沈黙の艦隊の漫画とドラマの違いは時代背景などを含むと6つあります。
そしてそんな漫画とドラマの違いについてネガティブな意見・ポジティブな意見がそれぞれ出ています。
この記事では以下の内容について見ていきます。
沈黙の艦隊・漫画とドラマの違い6点を紹介!
出典:映画.com
①時代背景
沈黙の艦隊・漫画とドラマの1つ目の違いは時代背景です。
原作の漫画は1988年からスタートしていてその時代背景になっていますが、ドラマは現代の日本に合わせて作られています。
そのため、現代に合わせた描写で原作の漫画と変えている部分もあります。
時代に合わせた変更については違和感がなかったという人も
②海江田と深町の関係
沈黙の艦隊・漫画とドラマの2つ目の違いは海江田と深町の関係です。
原作の漫画では2人は同期ですが、ドラマでは上司と部下の関係になっています。
そのため、漫画みたいに同期であるため海江田と深町が対等な関係で描かれていますが、ドラマでは先輩後輩の立場になるためか対等ではなかったと見る人がいました。
③たつなみ・速水副長の性別
沈黙の艦隊・漫画とドラマの3つ目の違いは速水の性別です。
原作の漫画ではたつなみ・速水副長の性別は男性ですが、ドラマでは女性です。
これについては現代の時代背景に合わせた変更だと説明されていました。
原作の漫画が描かれた頃は女性の自衛隊員がいなかったようですが、今は女性も活躍している時代なのでそれに合わせたそうです。
原作者のかわぐち氏も「30年前に描いた当時は、女性の自衛隊員、女性の閣僚はほとんどいなかったんです。だから漫画の世界も女性抜きというか、男性だけの社会で描いていて、それから30年経って試写会で映画を観た時に女性が活躍している」と驚いた様子。「これは“今”だなと。この物語は現代の物語であると力を持ってアピールできていました。非常に良かったと思いました」と太鼓判を押した。
マイナビニュース
④深町のキャラクター
沈黙の艦隊・漫画とドラマの4つ目の違いは深町のキャラクターです。
原作の漫画の深町のキャラクターは外見がゴツめで実直で豪快さがあると思う人が多いのですが、ドラマでは外見の違いも含め違う印象を感じる人がいました。
海江田との関係も違っているためキャラクターの印象も少し違って見えるのかもしれませんね。
これからシーズン2も放送されるのでまた違った印象が
見えてくる可能性もあるかも
⑤入江兄(中村倫也)に関するエピソード
沈黙の艦隊・漫画とドラマの5つ目の違いは入江兄(中村倫也)に関するエピソードです。
漫画では入江兄(中村倫也)に関するエピソードはなく、ドラマで新たに加えられたエピソードでした。
原作の漫画を知っている人の中にはこのキャラは誰だ?となった人も。
入江については海江田のために考えられたキャラクターだと発表されていました。
その海難事故にかかわる人物として登場するのが中村ふんする潜水隊員・入江蒼士だ。製作を手掛けるAmazonスタジオのプロデューサーは「原作にはないキャラクターですが、海江田を最もミステリアスに見せるために考えた人物」と意図を明かした。
シネマトゥデイ
また入江兄のエピソードをもっと深掘りしてほしかったという人もいました。
⑥女性キャスター(上戸彩)
沈黙の艦隊・漫画とドラマの6つ目の違いは女性キャスター(上戸彩)です。
女性キャスターについてはドラマのオリジナルキャラクターになっています。
原作を知っている人の中には女性記者の役がなんで必要だったのかと思う人がいました。
上戸彩さんが会見でオリジナルキャラクターは
叩かれやすいけど、作品に参加できてよかったと言っていました。
シーズン2でも登場するのか、どんな活躍をするのかも気になりますね。
沈黙の艦隊・漫画とドラマの違いに対するネガティブな声
出典:Oricon News
沈黙の艦隊・漫画とドラマの違いに対するネガティブな声についてはこのようなことが言われていました。
- キャラクターの関係性は変えないでほしかった。
- 原作から変えたり新しいエピソードを入れた意図が伝わらなかった。
- 原作を読んだ時の自分のイメージとドラマの違いにギャップがあって受け入れづらかった。
原作からの変更点は会見などで知らされていたものもありますが、理由を知らない人もいたため、この変更や追加が必要だったのか?という意見がありました。
また原作を読んでいる人はイメージとの違いがあることで残念に思う人もいたようです。
シーズン2が完成して続きが見れたら変更した理由や
意図がわかるかもしれませんね。
沈黙の艦隊・漫画とドラマの違いに対するポジティブな声
沈黙の艦隊・漫画とドラマの違いに対するポジティブな声についてはこのようなことが言われていました。
- 違和感を感じることなく見ることができた。
- 原作の漫画に対するリスペクトを感じた。
- こういう解釈があるんだというのを見せてくれた。
- 原作の漫画とは違うなって思ったけど、映画やドラマは別のものとして楽しめた。
- 原作者も納得している変更や追加ならよかった。
原作の漫画とドラマの違いには気づいたけどドラマ全体を見て違和感がなかったため気ならず楽しめたようです。
また、原作からのイメージとの違いを新しい解釈を見せてもらえてよかったという前向きな感想も。
そして原作者を気にする人もいましたが作品がリスペクトされているのがわかるこという意見も複数あります。
ドラマで自分と違う解釈を発見できるのも新鮮でいいですね